七尾湾に囲まれた小さな島ですが、見所いっぱいの能登島。
まずは能登島について紹介します。
昨年(H24.4.13)に和倉温泉と結ぶ「能登島大橋」が架橋30周年を迎えました。
その当初のおもしろ話がたくさんありますので、ちょっこしお話します。
実は能登島大橋は開通当初は渡るのに料金が必要だったようで、橋が架かるまでは船で往来していました。
「船は島民の足」
定期船で七尾と穴水を行き来していたようで、あちこち寄るのですごく時間がかかったそうです。時々船頭さんが釣りをしながら動いていた、という笑い話も。
そして橋がかかってからは鍵をかけるようになったとか。
そしてそして、その橋を猿やキツネ、イノシシも渡ってきたという説もあり、それ以降、畑を荒らされる騒ぎがあちこちで・・・・あったそうな。
「お~い!信号設置したぞ!!」
現在島内にはガソリンスタンドとコンビニエンスストアは一件ずつあり、信号が7つあります。第一信号機は向田の島宿せがわの前のもの。決して交通量がおおかったわけではありませんが、信号とはこういうものだと子ども達に教える目的だったようです。
出来た当初は実際に信号機を自転車で見物にいったという方もおられたとか。
「今の能登島は・・・」
面積は46.78km
周囲は71.9km
人口は3.120人(H.22現在)ですが、昔は子供達もたくさんおり、4校の小学校がありました。その他に分校もありましたが、現在は能登島小学校一つだけとなりました。残念ながらH25年3月に能登島中学校が閉校となりました。
「能登島の魅力にそそられて・・・」
現在は子ども達も少なくなりましたが、自然豊かな能登島に魅了されて県外からの移住者も増え始めています。これからそんな訪れたくなる「能登島」を少しずつ紹介していきますので、どうぞお楽しみに・・・
石場真樹・幸衣
子供の頃、毎年夏になると能登島のおばあちゃんの家に来ていました。その頃はまだ能登島大橋は架かっておらず、おばあちゃんの家に遊びにいく=フェリーに乗れるのが楽しみでした。大自然、海、満天の星空がお気に入りです。 能登島でお店をオープンさせたいという夢を抱き続け、結婚を機に2009年2月に移住、4月16日に晴れて「洋食レストランはいから食堂」をオープン。現在は家族で穏やかに島生活をエンジョイ中!